Windows 7 64bit 版から 32bit 版へ移行、問題と課題

Mac OS X では、OS X 10.6 Snoew Leopard で 64bit に対応し、比較的スムーズに移行が行われています。
スムーズに行われる理由としては、Mac OS X はバージョンアップが行われる度に、色々なものを切り捨ててきています。また、パッケージもコンシューマ向けには 1パッケージで販売が行われています。

前置きとしてはその様なところですが、以前「Windows XP から Windows 7 Pro+XP Mode へ移行、雑感」という記事を書きました。しかし、記事の中で 32bit 版、64bit 版のどちらをインストールしたかは明記していませんでした。
特に他意もなく書かなったですが、インストールしたのは Windows 7 64bit 版です。

64bit 版を選択したのは、Mac OS X も 64bit 対応になっているから、Windows もこれからは 64bit だろうという安易な考えからです。

実際、Windwos 7 64bit 版を使ってみた感想としては、体感出来るほどの違いというのは無いと思います。
無いと言うのは、使用しているアプリケーションがレガシーバージョンなモノが多く、64bit の恩恵を受ける事が殆どありませんでした。
そして、レガシーバージョンのアプリケーションというのが思ったよりも、恐らくクセモノです。

最初は、動作も軽快で難なく使用出来ていたのですが、切っ掛けが何かはわからないのですが、ふと気がつくとプチフリ、固まるの連続。使用に耐えられなくなってきたした。

一番困ったのが、調べものをするのにブラウザで検索した時です。
ページ全体や一部が Flash で構築されていたり、バナー広告で Flash が使われていた場合、ページを読み込んだ時、10〜20 秒程度ですがブラウザが固まります。

アプリケーションのインストール、アンインストールを行う時も、インストールの準備、アンインストールの準備で 5〜30 分程度待たないと先に進みません。インストールが 100% になっても、全く終わりません。タスクを落とすしかなかったです。

また、Windows 7 対応の仮想プリンタアプリケーションを使用して PDF に書き出しを行った時には、ファイル名、保存場所の確認ウィンドウが出てくるのに 30分以上待っても出てきませんでした。

文句ばかりですが、一番の問題は 32bit 版と 64bit 版を併売している Microsoft にあるのではないでしょうか?
Mac OS X では、良くも悪くも Apple の判断で様々な仕様変更がされ、デベロッパもユーザもそれに合わせる事が割と当たり前的なところがあります。
Windows では、XP Mode を搭載する等、レガシーな環境を捨てる切り捨てる決定が出来ないままにあり、また、Windows XP 以降の OS へアップデートを躊躇うエンドユーザも多く、64bit 化へ完全移行が行われず、デベロッパにとっては併売される環境に対して大手や足回りの軽いベンダーが 32bit と 64bit を別バイナリで提供するという手間のかかる状態です。

つまり、ユーザが 64bit 版 Windows で固めようとしても、固めきれません。
32bit 版に固執する事が悪いという訳ではありませんが、Windows のバリエーションも含め、多くの選択肢が用意されてしまっている状態が悪循環へと繋がっていると考えられます。
アプリケーションについても、Mac では複数の異なる環境に対して 1つのバイナリでアプリケーションの提供が可能なユニバーサルバイナリで多くが提供されていますが、Windwos では、現在、こうした措置が取られていないのも原因の1つではないかと思われます。

発端は、プチフリする事からでしたが以上の様な事から、Windows 7 64bit 版から 32bit 版へインストールをし直す事にした次第です。

でも、32bit 版にしたからと言っても同じ様な現象が発生しないとも限りませんので、推測されるリスクを避ける意味も合わせ、あまり使いたくはありませんがレガシーなアプリケーションは全て XP Mode へ投げてしまう事にもしました。

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