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Windows Vista 搭載機の Windows XP ダウングレード権に思った事

現在、販売されている Windows PC にバンドルされている OS は Windows Vista ですが、Vista は数々の不評という賛辞を得ています。

UMPC、ネットブック、ミニノートといわれるジャンルの PC は、初期には Windows Vista がバンドルされていた機種も存在しましたが、今では選択の余地もなしに、ダウングレード権と共に Windows XP が搭載されています。
Atom プロセッサ搭載のミニノートに Windows Vista をインストールした場合、性能の面から、Vista のポテンシャルを引き出す事は難しいかもしれません。しかし、Core2 や Athron X2 等の高性能な CPU を搭載した PC であれば Windows Vista が搭載されていても問題はないと思います。

では、何故 XP へダウングレードする必要があるのでしょうか?
使用しているアプリケーションが Vista に対応していないという事情も、以前に比べれば緩和されてきていると思いますし、追加投資をしてまで、Windows XP を使用する必要性があるのでしょうか?

Mac も Mac OS9 から Mac OS X へ移行した際、最初はその UI の変化や仕様に不満を感じました。(使用に耐えうる様になったのは OSX 10.1.x からでしたが)
しかし、今はどうでしょうか?
使用できる OS が Mac OS X しかないというのもありますが、Mac を使うなら、Mac OS X は切っても切り離せませんし、バージョンも 10.1 > 10.2 > 10.3 > 10.4 > 10.5 とアップデートされ、その度に、数々の仕様変更が入りましたが、使い続ける事で、その機能の恩恵を多々受けてきています。

そして、Vista の不評から、さらに期待される Windows 7 のリリースも間近になってきています。5月5日から RC 版の一般ダウンロードが公開されるという話もあります。
Windows 7 が正式リリースされた時には、Vista に不満を抱えていた人達は、改善された Windows 7 へと飛びつくと予想されますが、そうした中で、OS を Windows Vista > Windows XP > Windows 7 というステップを通った際、Vista から XP へのダウングレード権の購入というのは、余計に出費になってしまうのではないでしょうか。

Windows XP は 2014年4月8日にサポート終了の告知がされています。
余命幾ばくもない OS を選択する必要性はあるのか疑問に思います。

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