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VM環境に Win9x を Install するなら Virtual PC の方が良い

Virtual PC for Mac

バージョンの関係から Windows 98 でしか動かないソフトが(会社に)あるのですが、そのソフト用に PC を 1台置いておくのに我慢がしきれなくなり、仮想化ソフトを使って Wndows 98 SE をインストールしてみました。

先日も、MacBook へ Windows 7 RC 版をインストールするのに、VMware Fusion と Sun VirtualBox を使用しましたが、今回は Windows PC だったので Mac OS X 用の Fusion は使えません。

「Windows 7 が動くんだから大丈夫だろ〜」
と、安直に VirtualBox へ Windows 98 のインストールを開始したら、CD ブートした段階で

ASPI CD-ROM Driver for DOS

この部分の CD-ROM Driver の読み込みで固まりました。
これは、VirtualBox の仮想マシンの設定で、”一般” の “高度拡張機能” にある「VT-x / AMD-V を有効化」のチェックを外す事で回避できました。

その後は、問題なく Windows 98 をインストールすることが出来たのですが、今度は、Windows 98 の起動画面で固まりました。
これも、Windows 98 をセーフモードで起動し、スタートメニューから “ファイル名を指定して実行” から「msconfig」を実行し、”Config.sys” タブの一覧にある「EMM386.EXE」を外し起動に成功しました。

起動しましたが、VirtualBox のゲスト OS 用追加ソフトの「GuestAdditions」が Windows 98 に対応してませんでした。。。

ここまで来て、やっと VirtualBox に Windows 98 をインストールする事に諦めが尽き、Virtaul PC の存在を思い出しました。

Microsoft Virtual PC 2007

Virtual PC というと、Connectix 時代の Virtual PC を Power Mac で使っていた頃の「重い」というイメージが強かったので、予想外な軽快さに驚きました。
それと、餅は餅屋とはよく言ったもので、追加ソフト、ドライバ共に問題ありませんでした。

現在、Virtual PC 2007 は、無償でダウンロードして使用する事が出来ます。
もし、Windows 9x がどうしても外せないという方、Virtual PC を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

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