Web の世界では Google 登場以後、リンクの数が価値であり、リンクの数が多ければ多い程、その価値は大きなモノになりました。
しかし、現在ではブログや様々なソーシャルメディアが誕生し、検索エンジンでもフォローしきれない程に情報量も増加してきています。
数あるソーシャルメディアの中で、世界中で人気と注目を集めているのが「いまなにしてる?」という質問に 140 文字の限られた中で答えるマイクロブログ “Twitter” です。
Twitter は、様々な人が様々な事を Tweet(発言)しているので、パブリックに更新を追いかけるのは至難の技です。しかし、そうした数ある Tweet の中でも人気のある Tweet があります。
人気のある Tweet とは、誰かの面白い発言を他の人に紹介する “RT(ReTweet)” をどれだけされているかです。
そして、この “RT” が、Google が「リンクされた数を価値」とした様に「RT された数を価値」と考える人が増えてきているそうです。
では、この Tweet の影響力を調べるにはどうしたらよいのか?また、自分の知りたい事が Tweet されていないか調べるにはどうしたらよいのか?
情報の即時性、影響力を求めるユーザにとって、Google や Yohoo 等の検索エンジンにクロールされてからでは遅くなってしまいます。
そこで、登場したのが Twiiter の発言を検索する “Topsy” です。
“Topsy” は、Tweet の検索と同時に、どれだけ Tweet されているのかを調べる事が出来ます。
軽い気持ちで試しに検索してみましたが、その検索結果は中々のモノです。キーワードに対して、どのユーザが Tweet、RT しているのか一目瞭然です!
インターネットで初めて検索した時はこんな気持ちだったのかも。などと思い返してしまいましたが、Web の新たな Wave を垣間見た感じです。
この記事で “Topsy” に興味が湧いたという方がいましたら、一度、検索してみてる事をお勧めします。
Topsy の検索結果から、同じ興味を持ったユーザを探して Follow を送ってみるのもいいかもしれませんね。
Topsy – A search engine powered by tweets
Twitter検索エンジン、Topsyがローンチ 重要性の尺度は Twitter で ReTweet された回数 – TechCrunch
retweetの壮大な可能性 – TechCrunch