ブラウザのアドオン、拡張機能というものは、Chrome な Chrome Web Store、Firefox なら Firefox Add-ons からダウンロードするか、デベロッパーのウェブサイトなどから直接インストールすることになります。
ウェブサイトからアドオンをインストールする方法をインライン・インストールと言うらしいですが、Google の思惑を外れ、ユーザーを騙そうとするものが問題となりました。この問題に対し Google は、Chrome Web Store のポリシーを変更し、インライン・インストールを利用不可としました。つまり、Chrome の拡張機能は Chrome Web Store からでなければインストール出来ないように変更しました。
ただ、これは全ての拡張機能が今すぐ利用できなくなるというものではありません。
まず始めは、2018年6月12日以降に新規で公開される拡張機能ではインライン・インストールを利用できなくなります。この段階では、既に公開されている拡張機能についてはインライン・インストールは可能です。
次に、2018年9月12日からは既存の拡張機能もインライン・インストールが利用できなくなります。
最後に、2018年12月にリリース予定の Chrome 71 からは、インライン・インストールの API を廃止し、機能そのものが排除されることになります。
Google としては、ユーザーを保護する為、この様な制限を設けることにしたようです。