BlackBerry App World の非互換性問題で、App World を削除しても Yatca が起動はするものの、Twitter のタイムラインを取得出来なくなってしまったので BlackBerry Bold 本体を初期化しました。
まず、結果から書きますと、BlackBerry Bold 本体(以下、本体)を初期化し、Yatca をインストールし直したら動作するようになりました。
では、以下から初期化の方法になります。
初期化をする前に、本体のデータのバックアップと、BlackBerry Internet Service にアカウントが無い方はアカウントの作成を行ってください。
データのバックアップは、BlackBerry Desktop Manager の「バックアップと復元」から行います。
初期化後、データを復元する際、全てのデータをバックアップから復元しないので「バックアップと復元」のオプションから、デバイスの追加メモリの「オンボードデバイスのメモリをバックアップ」のチェックを外してバックアップを行います。
本体のメモリにデータが保存してある場合も、BlackBerry Bold と PC を USB 接続し、マスストレージモードで PC にデータをコピーしてください。
バックアップが完了したら本体の初期化を行います。
手順は、ドコモスマートフォンサイトにも掲載されていますので、そちらも参照してください。
初期化はオプションの「セキュリティのオプション > 一般設定」画面からメニューボタンを押し、「デバイスデータの消去」を選択します。
警告が表示されますので「サードパーティアプリケーションを含める」にチェックを入れ「決定」をクリックします。
「決定」をクリックすると
“blackberry” を入力して、デバイスデータの消去を確認します。
と表示されますので “blackberry” を入力し、初期化を開始します。
初期化には、40〜50分程かかると思いますので終了するまで気長に待ちます。
初期化が完了したら、セットアップウィザードを済ませ、メールの設定を行います。
メールの設定は、BlackBerry Internet Service にログインし、サービスブックの送信を行います。
サービスブックが送信されると、登録されているメールアドレスがメニューに追加されます。
続いて、データの復元を行います。
データの復元は、BlackBerry Desktop Manager の「バックアップと復元」の「詳細」から、バックアップデータを指定して復元します。
バックアップデータの指定は「詳細」画面左上にある「ファイル」から「開く」をクリックし、初期化を行う前にバックアップしたデータを選択します。
ファイル名を変更していなければ「Backup-(200x-xx-xx).ipd」というファイルです。
バックアップデータを読み込むと、左の「コンピュータのデータベース」リストにデータ一覧が表示されます。
「コンピュータのデータベース」リストから復元するデータを選択し「>>」ボタンをクリックすると、本体へデータが送信され、指定したデータのみが復元されます。
ここで、「Application Permissions」を復元すると、以前にインストールしたアプリケーションデータが復元されてしまいますので指定しないで下さい。
以下、自分が復元したデータです。
・Address Book – All(アドレス帳)
・Memos(メモ帳の保存データ)
・Messages(送受信した E-Mail)
あとは、各種設定、必要なアプリをインストールして初期化と復元は終了です。