6 inchi E-Ink Display、3G Wireless 通信を搭載した Amazon の電子ブックリーダー “Kindle” が、アメリカ以外の 100ヶ国でも購入可能になりました。100ヶ国には日本も含まれています。
しかし、日本でも購入出来る様になったというだけで、Kindle 本体は、アメリカ以外の国でも通信可能な “U.S. & International Wireless” で U.S.版より 20ドル高い 279ドル、ダウンロードできる書籍も Amazon US の英語の本だけです。
また、U.S.版では、一度購入すれば無料でデータ通信が可能なのに対し、International 版では、書籍の購入、バックアップアイテムのダウンロード等、一冊につき 1.99ドルの課金がされるそうです。
米国のユーザが国外でローミング利用する場合、アイテムごとに 1.99ドルが課金されるそうです。
デバイスとしては発表された時から気になっていた Kindle ですが、これは購入を躊躇ってしまいます。
英語の書籍をよく読む方は、ダウンロードしてすぐに読めるというのはメリットかもしれませんが、日本国内の書籍の取扱がないというスタートはマイナスなのではないでしょうか。
使い勝手の面でも、Kindle を授業に導入した学校で、いざ使ってみたらページ番号が分からないと言った不満の声もあるそうです。
期待半分ですが、Amazon Kindle のデバイスとしての熟成、マーケット展開を楽しみにしたいと思います。