Movable Type でサイト構築時、公開前は仮のアドレスで作成し、公開時にドメインを割り当てると言った事があります。
この場合、ウェブページやブログ記事にアイテムを挿入した場合やサイト内でリンクを設定すると、MT で自動的に挿入される URL は http から始まるフルパス指定になるので、仮アドレスが http://hoge1.com/ で公開アドレスが http://hoge2.jp/ とした時、公開時にパスを変更するか、作成時に http を削って挿入したりしなければなりません。ページ数、アイテム数が少なければ良いのですが、多い場合には非常に手間がかかります。
そんな手間を軽減してくれるのが、href、src、action 属性の絶対パスを相対パスに変換してくれるプラグイン「MTTruncateURL」です。
MTTruncateURL_Plugin – Canonical URLを相対URLに変換するプラグイン
「MTTruncateURL」の使い方は、ダウンロードしたファイルを Mpvable Type の「plugins」フォルダへアップロードします。
次に、相対パスへ変換したい箇所を <mttruncateurl> タグで括ります。
例えば、ブログ記事の本文だけを対象とする場合、以下の様にテンプレートを修正します。
<mttruncateurl><$mt:EntryBody$></mttruncateurl>
最後に、再構築を行うと、編集画面では http から始まるフルパスで記述されていても、相対パスへと変換されます。
確認したところでは、MT5 でも動作しました。
しかし、サブフォルダで作業する場合には、どうにもならないですけど。。。