iPhone OS 4.0 Preview Event が開催されました。
まず、最初に iPhone OS 4.0 は今年の夏にリリース予定で、開発者向けの Preview は今日からリリースされす。
iPhone OS 4.0 は、対応を切望された「マルチタスク機能」を含めた 100 以上の新機能を搭載しています。その 100 以上ある新機能から目玉となるのは以下の 7つ。
- マルチタスク
- フォルダ
- メールアプリの強化
- iBooks
- エンタープライズの強化
- ゲームセンター
- iAd
■ マルチタスク
iPhone OS 3.2 までは、1つのアプリの 1 Task 実行でしたが、iPhone OS 4 からは、ホームボタンを 2回押す事で、起動中のアプリが Dock さながらに現れ、一覧からタップする事でアプリを切り替える事ができます。
バックグランドへ移行したアプリは、必要最低限のサービスのみ抽出し実行されるそうです。
これにより、メールをチェックしながら Safari でブラウズしたり、バックグランドで GPS 測位なんて事も可能となります。
位置情報の取得も GPS を使わなくても携帯の基地局からの測位を行う事も出来るようになっています。
■ フォルダ
今まで無かったのが不思議な気もしますが、フォルダの作成はアプリのアイコンを他のアプリに Drag and Drop する事で、その 2つのアプリが入ったフォルダが作成されます。作成されるフォルダの名前は、アプリのカテゴリにより自動的に設定される?そうです。
■ メールアプリの強化
iPhone OS 4.0 からは、複数アカウントのメールボックスが統合された 1つの Inbox になります。
この他、スレッド表示や添付ファイルのアプリ連携などがあります。
■ iBooks
iPhone OS にも iBooks が提供され、iPad と同じ本が読めるようになり、どこまで読んだかが、複数のデバイスで同期そうです。
■ エンタープライズの強化
一般にはあまり。。。と言ったところですが、複数 Exchange アカウント対応、データ保護強化、SSL VPN サポート等々。
■ ゲームセンター
OpenFeint や Plus+ と同じく、iPhones OS で Friend, Mactchmaking, Leaderbords, Achivements をサポートするそうです。ここは個人的に一番の注目です。
■ iAd
Developer には嬉しい、アップルが売る iPhone OS 内で動作するアプリ内広告サービスです。
アプリに広告を埋め込みは簡単に出来るそうです。
取り分は、収益の 60% が開発者、アップル 40% だそうです。
最後に、iPhone OS 4.0 は iPhone 3GS、3rd iPod Touch 向けで、iPhone 3G、2nd iPod Touch もアップグレードする事はできますが、マルチタスクなど一部対応出来ないものがあるそうです。