docomo の MVNO 事業者で b-mobile として SIM カードを販売する日本通信から、iPhone 4 で使用可能な microSIM を今月下旬までに発売すると発表がありました。
b-mobile からは、データ通信と音声通話が可能な talkingSIM とデータ通信のみの b-mobileSIM U300 が販売され、1ヶ月、6ヶ月、1年分の通信をチャージするという販売形式をとっており、現在、携帯電話で主流の 2年間の継続使用する縛りがありません。(talkingSIM の場合、30秒 / 21円の無料通話が 1,050円込)
iPhone 4 で使用可能な microSIM は上記製品の microSIM 版という形になる様で、販売価格は、データ通信と音声通話のセットが月額 3,785円(1,050円の無料通話込)、データ通信のみが月額 2,980円となっています。
注意点は、docomo と SoftBank のサービスは使えない、300kbps の通信制限が掛かるかもしれないというところです。
また、販売に先駆け b-mobile のサイトでは、優先リザーブメール登録フォームが用意されています。
iPhone4 用 microSIM カード 優先リザーブメール登録フォーム
いよいよ docomo 回線で iPhone が使える日が来る!という面白い状況に転じていくかもしれませんが、日本で SoftBank から販売されている iPhone には SIM ロックがかかっており、SoftBank 以外の SIM カードは使えません。武器は渡せないと言っていた SoftBank がどこまで対抗できるかというのも気になります。
b-mobile から microSIM が販売されるまでに何らかの手段が施されなければ、海外輸入組みとキャリアロック解除組みが濃厚かと思われます。