日本でも facebook を使うユーザが増えて来ています。
それに付随するかの様に、企業のプロモーションに Twitter が使われ出したと同じく、企業の facebook ファンページを使用したマーケティングに注目が集まっています。
そうした中で、Web 制作会社も facebook ファンページを作成する案件というのも増えてくる傾向にあります。実際、今、自分が勤めている会社でもファンページ作成に、遅まきながら手を出そうという流れになっている次第です。
その中で、まずは自社のファンページを作成して感触を見てみようという事で、ここ数日、ファンページの作成を行い、思った事があります。と言うよりも、制作側から見て営業としてどうやってファンページの作成を売り込もうのだろうか?と言う疑問と、制作する上で引っかかる点を不満ぽく書いてみて、現状、問題となる点を出してみようかと思います。そうでもしないと不満ばかりで先へ進みそうもないので。。。
まず、ファンページの売り込みについてですが、営業する人も、ファンページを作成しようとされる企業の人も、どういった位置付けでファンページを見ているのかという点です。
ホームページであれば、新製品の情報や企業のイベント等の告知をサイト上に掲載する、どちらかと言えば不定期な更新となり、企業からの情報提供となります。これはブログでも、更新頻度が多めなだけで差異は少ないと思えます。
自社内でも、まだ手探り的なところもあるので具体的な案は出ていませんが、ファンページをホームページやブログの様なものと捉えている節が見受けられます。が、ファンページを作れば集客効果が得られるという触れ込みに流されているかもしれません。
facebook 自体、友人や知人とのコミュニケーションを行う為のサービスなので、その様な見方をされているとファンページを作成したけど、ファンページからの集客が無い。という自体に成り兼ねないのではと危惧されます。
そして、ファンページを作成したら、それは誰が管理を行うのかという点です。
ファンページには facebook の性質上、人気のファンページになれば多種多様な人が訪れ、コメントを残したりします。そうしたコメント等にある程度のレスポンスを行う必要も出てくるだろうし、イベントの告知などを Wall へ投稿したり、イベントの写真を投稿したりと、ページに動きを出さなくては人は離れていくかと思われます。
そうした管理を行える人が居のか?と考えてしまいます。
制作した場合にも、管理人については考える所があります。
制作するアカウントはどのアカウントで行うのか?です。
画像やリンクを貼って、少し見栄えを良くした程度のランディングページでしたら、作成後に管理人を移譲してしまえば良いですが、Social Plugin 等の API を叩く様なものを組み込んだ場合、完成後に管理人を移譲するとしたら、API Key も移譲する予定のアカウントで作成して貰わなければならないのでは?
この辺り、まだ、自分の中で上手く纏まってません。
それと、ファンが 25名以上になるとファンページの URL を変更出来ますが、予め携帯電話でのメールアドレス確認が必要となります。
その携帯電話でのメールアドレス確認は、誰の携帯電話でやるの?
などなどが、ここ数日で思った事ですが、まとめて言ってしまうと
確かに facebook は流行っているけれど、安易にファンページを作成して、それで本当に期待するほどの効果があるのか?
まあ、やり方によっても違いが出てくるとは思いますが。。。