Verizon より CDMA に対応した iPhone 4 が噂通り発表されました。
北米で現在発売中の iPhone 4 との違いは、通信方式が W-CDMA から CDMA2000 になった他、アンテナ周りの変更、SIM カードスロット無くなり、搭載されている iOS が iOS 4.2.5 となっている点です。
この辺り、事前の噂であった LTE 対応や既存の iPhone 4 よりも CPU Clock がアップされたものが搭載される。と言う事はありませんでした。
しかし、ソフトウェアの面では iOS 4.2.5 が搭載されいると言う違いの他、Personal Hotspot 機能によるノートパソコンや Wi-Fi 端末等、最大 5台までのデバイスとWi-Fi によるディザリングが可能となっています。(Bluetooth、USB 接続にも対応)
AT&T でも使用可能な iPhone 4 では、Bluetooth、USB 接続のみでディザリング可能な端末は 1台のみなので、複数のデバイスを所有している人にとっては嬉しいポイントです。
ただし、Personal Hotspot のプランや課金されるのかどうかは、現在のところは不明です。
CDMA 版と聞いて気になるのは、同じ CDMA2000 方式を採用している日本のキャリア「au」で使えるのかどうか?ですが、SIM カードスロットが無いので au が動きを見せない限りは、日本で CDMA 版 iPhone 4 を使用する事は出来ないと思われます。
この CDMA 版 iPhone 4 の発表の陰で、iPhone 4 の White Model が Apple のサイトから消えています。
iPhone 4 White Model は度重なる延期で、待ちきれないユーザによるカスタムモデルまで出ていましたが、White Model はお蔵入り。。。という可能性も出てきました。