Mozilla から Firefox 11 がリリースされました。
Firefox 11 では以下の新機能、変更、修正等が行われています。
* 新機能
- Google Chrome から、ブックマーク、履歴、Cookie をインポートできるようになりました。
- Firefox Sync でアドオンを同期できるようになりました。
- CSS3 の text-size-adjust プロパティ に対応しました。
* 変更
- HTML5 動画のメディアコントローラを再設計しました。
* HTML5
- HTML 要素の outerHTML プロパティ に対応しました。
- ソース表示の構文強調表示に HTML5 パーサを採用しました。
* 開発者
- CSS を編集できる スタイルエディタ を搭載しました。
- ページインスペクタの 3D ビュー を使って、Web ページの構造を立体的に視覚化できるようになりました。
- ページの読み込みを高速化する SPDY プロトコルに対応し、開発者がテストできるようになりました。(Bug 528288)
- XMLHttpRequest の HTML パース に対応しました。
- IndexedDB にファイルを保存できるようになりました。
- WebSocket のベンダー接頭辞を外しました。
* 修正
- Growl 1.3 以降で Firefox の通知が表示されない場合がある問題を修正しました。(Bug 691662)
- いくつかの安定性に関わる問題を修正しました。
- いくつかのセキュリティ問題 を修正しました。
既知の問題として、以下が未解決となっています。
* 既知の問題(未解決)
- ロックされたプロファイルで Firefox を起動しようとするとクラッシュします。
- 一部のユーザから、Gmail メイン画面上のでのスクロールが通常より遅くなるとの報告があります。
- 一部の Synaptics 社製タッチパッドで垂直スクロールができません。
- 一部の Mac ハードウェア上で WebGL のパフォーマンスが低下する場合があります(Firefox 11 では未解決、Firefox 12 で解決)
- Firefox の更新直後に Windows の「システムの復元」機能を使用すると、以後 Firefox を更新できなくなる場合があります。
Firefox 11.0 リリースノート – Mozilla Japan
Firefox 11 の目に付く変更点としては、Google Chrome からのインポートと、Firefox Sync で Google Chrome 同様にアドオンの同期が可能になったところでしょうか。
しかし、Firefox Sync を試そうとしたら、リカバリーキーが間違っていますと言われ、リカバリーキーの再発行も試してみましたがサインイン出来きず、アドオンの同期は試せませんでした。。