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WWDC 2013

WWDC 2013

現地時間 6月11日(日本時間 11日午前2時)より WWDC 2013 が開始されました。

Macbook Air

まず、Macbook Air のニューモデル。
これまでのモデルと比較すると、CPU が Haswell の Core i5, i7、WiFi が 802.11ac へ変わり、CPU のアップデートに併せ GPU も Intel HD 5000 に変更され、速度面での向上が図られています。
これに加え、バッテリーが 11inch モデルが最大で 9時間、13inch モデルが最大で 12時間となり、かなりバッテリー保ちが良くなっています。

価格は、以下の様になっています。
11inch 128GB SSD – 9万8800円
11inch 256GB SSD – 11万8800円
13inch 128GB SSD – 10万8800円
13inch 256GB SSD – 12万8800円

また、オプションで標準で 1.3GHz Dual Core – Intel Core i5 を 1.7GHz Dual Core – Intel Core i7 へ変更可能です。

Mac Pro

次に、モデルチェンジされた Mac Pro!
すでにゴミ箱とか比喩されていますが、Power Mac G5 より続いていたデザインを一新し、丸い筒状の形状へ変更されています。
CPU は 12 Core Intel Xeon Processor、1,866 MHz DDR3 メモリ、Tunderbolt 2 搭載し、Dual GPU により 4K マルチディスプレイに対応しています。
とにかく、モンスターです。

AirMac

そして、802.11ac にハードが対応した事により、AirMac も進化し 802.11ac に対応した新モデルがリリースされます。理論値では最大で約 3倍の高速化が図られています。Time Capsule も同様に高速化され、バックアップが速度が従来の 50% ほど高速化されています。

まず、802.11ac の機材を入手してからでないと、その恩恵に預かる事はないですかね?

OS X 10.9 Mavericks

次にソフト面。
OS X の次期リリースされるのは「OS X 10.9 Mavericks」猫系の獣とは、ついにオサラバです。

Finder の機能についに Tab が追加され、ファイル毎にタグ付けが可能となりました。
この時点で幾つかの Mac App が息をしてません。
通知機能も強化され、同じ Apple ID で使用している iPhone へのう通知を Mac でも受けられる様になっています。
そして、あの純正マップアプリが OS X にも搭載され、iOS 同様 Flyover 等が使えます。

セキュリティ等に関しては iCloud Keychain 機能が追加されます。
これは、Web のログイン情報やパスワード、クレジットカード等のデータを暗号化し、iCloud で一元管理するといったものとなります。
でも、いや、今更ですが、セキュリティの面でやや不安があるのも確かです。

ざっと、気になる機能として、こんなところですかね。
あと、メモリとタスク管理が良さそうです。メモリ管理は RAM Doubler の再来なんて言われてたりもしてます。タスク管理に関しては、バックグランドへ移行したタスクでウィンドウなんかに隠れた場合、CPU リソースをばっさり切ってフォアグランドアプリへと割り当てするといった仕様になっています。

iOS 7

これは、少しばかり前情報がありましたが、iOS 7 が発表されました。
iOS 7 は、これまでの UI を一新し、コントロールセンター、AirDrop for iOS、マルチタスク機能の改善など、全く新規の OS と言ってもいいくらい「見た目」は変わっています。

コントロールセンターは、カメラ、電卓、機内モード、無線LAN、Bluetooth、ディスプレイ輝度、音量設定等を簡単に呼び出せる機能です。
通知センターもロック画面から利用可能となっています。

AirDrop for iOS は、近くの人と P2P でデータのやり取りが行える機能で、Bump みたいなもんですかね?やりとりされるデータは暗号化されます。

この他、iOS 標準アプリのメール、メッセージ、カレンダー、写真、カメラ、Siri 等など、かなり機能も外観も一新されています。

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