メッセージアプリ・サービスの WhatsApp が Facebook に買収された事により、セキュリティに関して懸念を抱くユーザーが多く、飛躍的にユーザー数が伸びたメッセージアプリ・サービスがあります。
その1つが、セキュアなメッセージングアプリを謳う Telegram というアプリ、もう1つはアドミン権限すら暗号キーを持っていない Threema というアプリ。
まず、Telegram は NSA(アメリカ国家安全保障局 National Security Agency)にも読まれないアプリを目指しており、WhatsApp 買収後、30万から40万のダウンロード数が伸びたそうです。
Threema は、こちらも運営している側もユーザーがどんなメッセージのやりとりをしているか分からないメッセージアプリです。Threema は、有料アプリにもかかわらず、ドイツで WhatsApp から大挙して移動してきたそうです。こちらは 20万人ほどユーザーが増えたそうです。
Facebook に買収された事が良いのか悪いのか、それはまだ分かりませんが、サービスが存続する以上はセキュリティの面には一層の配慮が必要となってくると思われます。しかし、Facebook の傘下になった事で不安を抱く人も少なからず、いや多いのか?WhatsApp 離れというのも Facebook にとっては無視できない問題にもなってくるのではないでしょうか。
Telegram – https://www.telegram.org
– iTunes App Store
– Google Play
Threema – https://threema.ch/en/
– iTunes App Store
– Google Play
他にも面白そうなのが Confide というアプリ。これは、テキスト版の Snapcaht といった感じで、読んだら、もう2度と読み返す事のできないメッセージアプリです。
Confide – https://getconfide.com/
– iTunes App Store
Telegram を少しいじってみたが、アドレス帳の並び順に難ありといったところ。よくある日本語での並びに対応していないというやつです。
Confide は、読み捨てで、面白いギミックが実装されているとは思う。そのギミックというのが、画面をスワイプしてマスクされたテキストを読むというもの。覗かれても、何が書いてあるかわからないし、見られたとしてもマスクされているので、部分的にしか見透かされないという利点もありますが、読み難い。