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Bot はもう馬鹿じゃない

Facebook が Messenger アプリ向けの「Bots for Messenger」を発表しました。

今の流行は Bot なのかと思わせる程、色々なチャットボットが生まれてきています。その代表的なものと言えそうなのが Slack 内で使える Bot です。
Slack では様々な Bot を作成することができ、計算もおまかせすることができます。
他にも、メッセンジャーアプリなどでも様々な Bot 生まれ、ホテルの予約からピザの注文までも出来る始末。
これらの Bot は、過去に人工無脳としてお遊び程度だったものとは違い、かなり賢い。間違いなく活用出来るシーンは増えてきています。

そして、その Bot の世界に Facebook も参戦してきました。
Facebook のチャットボットはデベロッパー向けに API が公開され、誰でも作ることが出来ます。作ることが出来るのであれば、どう活用するのかが次なるテーマとなるわけですが、企業として活用できるのはコールセンターとなります。
営業時間も関係なければ、疲れることもない。企業にもユーザーにもメリットがあるものとなります。
例えば、コールセンターに電話をしたとします、あなたは言いたいことを全て包み隠さず言うことができるだろうか?おそらく対人となると、言いたいことを全て言うことはできないと思います。ですが、スマートフォンで使っているメッセージアプリからテキストを送るのであれば、恐らく本音を簡潔に纏め送信できるはずだ。
ユーザーの本音とは、企業にとっては最も有意義なデータとなり、改善点などがよくわかるようになるかもしれない。そして、それはサービス向上に繋がることにもなります。

このチャットボットは、スポンサーメッセージを配信する。これは、ユーザーが自身の意思でメーカーに Messenger から連絡を取った場合のみ送られる。
広告主も広告に Messenger に飛ぶといったタイプの広告を配信することもできるようになる。
Facebook Messenger のユーザー数は発表によると9億人いるらしい。企業にとって、これはビジネスチャンスと言えるのかもしれません。

でも、そんなのばかりじゃ面白くはないですから、お遊び的なものも欲しいですね。
チャットボットは Hey! Siri 彼女の存在を脅かすす存在になるのかもしれませんね。

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