NTT コミュニケーションズ、NTT ドコモ、NTT ぷららが、漫画村、Anitube、Miomio の3サイトへのアクセスをブロッキングすると発表しました。
漫画村は Wiki に書いてあるのを引用すると
2016年に「登録不要で完全無料な」漫画サイトとして開設された。違法コピーされた書籍をインターネットブラウザ上で誰でも無料で読むことができた。漫画の他に、雑誌、小説、写真集の海賊版を掲載していた。
– https://ja.wikipedia.org/wiki/漫画村
というように、海賊版と言われる違法コピーものを無料で掲載しているサイトです。
Twitter でも「#漫画村を守ろう」なんてハッシュや「俺らの漫画村を潰すな」などと、何を言ってんだこいつらと思うような人もいたりして、コンテンツに金を払うという考えそのものが無いとしか思えない。ブロックされて当たり前だと思います。
このブロッキングに対し、通信を監視していると声を上げる人が出てきています。通信の秘密を侵害する行為となるのでしょうが、でも、これって、MVNO で実施されている、メッセージアプリの通信料、特定 SNS の通信料、動画ストリーミングの通信料などが無料となるカウントフリーはどうなるのと思います。
カウントフリーになるのは、特定の通信だけを選んでいる訳ですから、通信の秘密が既に侵害されていると言えなくもないでしょう。通信自体は SSL などで暗号化されているでしょうから、素でデータが抜ける訳ではないでしょうが。
合法なものだけ侵害されていると騒がす、違法なもの、もしくは違法スレスレというものに対してだけ侵害されているというのは、どういう事なんでしょうね。