総務省が進めていた 1.7GHz 帯と 3.4GHz 帯の携帯電話用周波数の割当について、楽天が割当を申請していましたが、決定しました。(正式な交付は4月9日に行われる予定の交付式後)
割当は 1.7GHz で、目標とするサービス開始時期は 2019年10月。そして、2025年までに 6,000億円の設備投資をし、ユーザー数 1,500万人以上を目指すそうです。
現在は docomo の回線を借り受けた MVNO として楽天モバイルを提供していますが、携帯電話事業開始後は、順次 MNO に移行していく予定だそうです。
長らく続いた docomo、au、Softbank の3大キャリアに、ついに切り込んで行く 4つ目のキャリアが誕生(予定)です。
料金値下げ!と言いながらも全キャリア右へならえだった携帯電話料金に、本当の価格競争が勃発するのかが気になるところです。実際、料金について周りから聞く話は「高い」というのが殆どで、MVNO にすると「安いけどよく分からん」というものですから、楽天が MVNO 程とは言わずとも、他のキャリアよりも安い料金を打ち出してくれば面白い事にもなるなと思います。
第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定 – 総務省