実は、未だに終わっていないブラウザの旧バージョンへの対応要望。
はっきり言って、バカなのかと。
Microsoft は、サポート対象となっている OS にインストール可能な最新バージョンの IE のみが、OS と抱合せでサポートするブラウザとしています。つまり、Windows 7 なら IE11。
この Internet Explorer の旧バージョンへの対応、所謂「IE8 対応」。これを未だに言ってくるところがあります。どことは言わず、お役所。
2018年になって、まさかこの「IE8 対応」を拝むことになるとは思いませんでしたね。
更に、Firefox 21.0、Chrome 27.0、Safari 5.1.7 というオマケ付け。Opera はどこ行った?
Firefox は、バージョン 52 で Windows XP, Vista のサポートを終了し、Chrome は、バージョン 50 で同じく Windows XP, Vista のサポートを終了しています。Safari に至っては、Windows で出た最後のバージョン。更に書くなら、Android 2.3 と iOS 5 対応。
更に続いて、この要望に対し「セキュリティが確保されていること」。セキュリティガバガバのバージョンを指定し、セキュリティを確保しろと。しかも、ブラウザ側のセキュリティで抜かれても、こっちの責任。その掲げているセキュリティーポリシーって何だよと言いたくなる。
そんな古いものは入手出来ないと、突っぱねましたけどね。手に入らないものは、どうにもなりませんから。
ちなみに対応時の対価はゼロです。