UNIX のコマンド結果をデスクトップに表示する Mac OS X のシステム環境設定パネル「GeekTool」を使って、デスクトップに時計とカレンダーを表示しました。
Mac OS X には、Dashboard から各種 Widget を表示する機能が付いているので、Widget で表示すればいいんじゃないの?とは思いますが、GeekTool は使ってみると、もっと Geek (直訳でオタク)な感じで使いこなせば重宝する一品だと思います。
GeekTool は、デスクトップカスタマイズ界隈では有名な様で、ネット巡回をしていると見かける事もあったので、とりあえずダウンロードはしていたのですが、その名前と、調べもせずに、どんなソフトなのかがイマイチ分からないということで、インストールするのを渋っていたのですが、思い切ってインストールをしてみた次第です。
パソコンは、NEC PC-98 シリーズの MS-DOS から入ったので、コマンドに抵抗感はありませんが、UNIX コマンドはサッパリわからないので、まずは簡単に、日付、時計、カレンダーを表示しました。
■ カレンダー表示
カレンダー表示が、表示するだけなら、おそらく一番簡単なのではないでしょうか。
GeekTool をインストールしたら、システム環境設定から “GeekTool” を選択します。
“エントリーを作成”をクリックします。作成すると、グループに “Console” が追加されます。
追加された “コンソール” を選択し、グループ右にあるプルダウンメニューから “シェル” を選択します。
コマンドタブを選択し、コマンドに
cal
と入力し、Enter キーを押すと、デスクトップにカレンダーが表示されます。
■ 日付・時計表示
“エントリーを作成” をクリックします。新たに追加された “Console” に、カレンダーと同様に、シェルを選択しコマンドに
date “+%A %Y.%m.%d %p %I:%M:%S”
入力し、Enter キーを押すと、デスクトップに時計が表示されます。
次に、更新間隔欄に “1” を入力し、更新タイミングを 1秒毎にします。そうすると、1秒毎に上記コマンドを自動的に実行してくれる様になるので、秒刻みで時計が表示されます。
このコマンドですと、左から “曜日(英表記) 4桁年 月 日 AM/PM 時 分 秒” と表示されますが、表示方法を他の形式されたい場合は以下を参考に書き換えてみて下さい。
%y 年(2桁表示)
%Y 年(4桁表示)
%m 月(2桁表示)
%B 月(英語表示)
%h or %b 月(英語省略表示)
%d 日(2桁表示)
%A 曜日(英語表示)
%a 曜日(英語省略表示)
%H 時(00-23 時表示)
%I 時(01-12 時表示)
%M 分
%S 秒
%p AM/PM
%n 改行
GeekTool まずは、滑り出しはこんな所で、何か良さそうなモノがあったら紹介していきたいと思います。簡単に出来そうなもの辺りを。