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ファイル検索 ソフト “EasyFind” を使ってアプリケーションを手動でアンインストール

Mac でアプリケーションの削除と言えば、ゴミ箱にポイっと捨てるです。
Windows ユーザからすれば
「アプリケーションをゴミ箱に捨てて削除?!コントロールパネルにプログラムの追加と削除もないの?」
と言うかもしれませんが、Mac OS には、インストールしたアプリケーションの削除機能はありません、また、インストールしたアプリケーションにもアンインストールするツールは付属していないというのが殆どです。

以前は、Mac OS X の Finder 検索から、初期設定ファイルもサクサクと検索出来たのですが、Mac OS X 10.5 Leopard になってからは、検索対象から外れてしまっています。
そういった事情からなのか、”AppZapper” や “AppDelete” と言った、アプリケーションの関連書類を抽出して削除するシェアウェアも販売されています。
“AppZapper” と “AppDelete” も簡単には試用はしてみましたが、完全には削除しきれないファイルもある様で、削除しても、どうにもスッキリしません。

そうすると、”検索して削除” に所に戻って来てしまいます。
そこで、初期設定ファイルから不過視ファイルまで、纏めて検索できるアプリケーション “EasyFind” が、シンプルですが便利です。

まず、”Search for” で検索対象を “Files & Folder”、”Operator” を “All Words”、”Comparison” と “Invisioble File & Folder” にチェックを入れます。
検索対象に Volume を選択、検索ワードを入力し、右上の虫眼鏡マークの検索ボタンをクリックします。(上記画像だと、Volume に Macintosh HD を指定し、検索ワードに “Dropbox” と入力しています)

全ファイルを対象に検索をかけるので、多少時間がかかります。

ヒットした項目は、可視、不過視に関わらず、指定した Volume から検索ワードにマッチするものが全てリストアップされて来ます。

リストアップされた中から、削除したいファイルを選択し、右クリック、又は、Ctrl + Click でコンテキストメニューを表示します。
コンテキストメニューから “Move To Trash” をクリックすると、対象をゴミ箱に移動します。
対象ファイルの削除に管理者権限が必要な場合は、警告音がなり EasyFind からは削除出来ませんので、コンテキストメニューの “Reveal In Finder” をクリックし、対象ファイルが格納されているフォルダを Finder で開き、Finder 上から管理者パスワードを入力し、ゴミ箱に移動してください。(”Reveal In Finder” を選択した場合、対象ファイルにフォーカスが当たった状態でウィンドウが開きます。)
EasyFind の検索結果リストから、ゴミ箱に移動必要もなく削除する場合は、メニューの “Destroy” を選択して下さい。

Warning
Do you really want to destroy the selected items?

警告が表示されますので、消す場合は “Destroy” を、やめる場合は “Cansel” をクリックしてください。

以上が、EasyFind を使用した、アプリケーションの削除方法になりますが、検索にヒットしたからといって、消したら危険そうなファイルも出てくる事があるので、無闇に削除するは辞めておきましょう。
アプリ名は “ABC.app” だけど、Application Support フォルダには “メーカー名” でフォルダが作成されいる等がありますので、アプリケーション名と開発元名で 2回検索を行った方が良いかもです。

DEVONtechnologies EasyFind (Page 下の “Freeware Applications and Services”)
AppZapper
AppDelete

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