docomo の 2011年夏モデルの Android 搭載端末から、Xperia acro SO-02C を除き、テザリング機能を搭載してきました。
docomo の報道発表資料「AQUOS PHONE SH-12C」を見ると
※「Wi-Fiテザリング ※6」機能搭載で無線Wi-Fiルーターとしても利用可能。外出先でも本機をアクセスポイントとして、ポータブルゲーム機や、パソコンなどのWi-Fi対応機器を最大5台までネットにつないで楽しめます。
※6 ご利用には sp モードのご契約が必要です。
という記載があります。
2011年4月1日から開始された SIM ロックフリー端末におけるパケット通信料は、他社製スマートフォンの場合、外部機器扱いとして上限 10,395円が適用されます。2011年夏モデルに関しても、テザリング通信を行った場合、外部機器扱いとして同料金が適用されます。
そこで思ったのが、docomo.ne.jp のメールを使わない、テザリングも使わない場合には料金はどうなるのだろう?という事ですが、Google で少し探してみても、これといったモノがヒットしなかったので docomo へ問い合わせを行いました。
sp モードの契約は必ずしも必須ではありません。ただし、パケット通信を行うには、プロバイダとして mopera か sp モードの契約が必要となります。
sp モードを契約せずに、docomo のメールとテザリング機能を使用しない場合、料金はパケ・ホーダイ フラットの 5,460円が適用になります。
他社製スマートフォンの場合、docomo のメールとテザリングを使用しない場合でも、端末でどの様な通信が行われているかの判別が出来ない為、外部機器扱いとして上限 10,395円が適用となります。
確かにそうかもしれませんが、現在、他社製スマートフォンを使用した場合には端末でどの様な通信が行われているかの判別が出来ない為、通信料は 10,395円になります。
そんなところでした。
最後の辺りは、想像していましたが少しイラっと来てしまい、色々、あーだこーだと問い詰める様な感じになり、あやふやな点がありますが纏めると上記の通りの答えでした。
自社製端末にアドバンテージを持たせるのは有り得る事だとは思いますが、全ての人がその機能を必須としている訳ではないので、テザリングが使えるという点だけに焦点を合わせ、その辺りだけを推してくる内容はどうなのかと思います。
また、docomo から先に行った SIM ロックフリーにもこの様な体裁を取るのならば、これも全ての人が必要としている訳ではありませんが、やったけど結局、流行らなかったよ的な事になるのではないでしょうか。例え、高機能で求めるモノであっても安く使いたいですから。
しかし、ねちっこい性格ですね。。。